活動の報告
「西宮こしき岩アスベスト裁判」報告集会のお知らせ
旧夙川学院短大の解体におけるアスベスト飛散訴訟では、原告一同迷うことなく目標に向けて歩むことが出来ました。
これは、皆さまからの多大な励ましとご支援のお蔭であると心より感謝申し上げます。
ほとんど解体が終わった後の提訴で、悪条件は十分承知の上で自主的に集まった原告は、義憤に留まることなく、アス
ベスト飛散防止の改善策が示される事を目標にしていました。
判決は、健康被害を立証する壁は厚く、請求は棄却されましたが、判決理由には重要な事が示されていました。
設計図書の重要性を認め、行政の消極的な調査権限の不行使を戒める内容でした。
これらは、今まで行政が耳を傾けようとしなかった事項で、今後、全国の自治体において判例を示すことができます。
この機会を逃すことなく、飛散防止のしくみづくりを実現するために精力を注ごうと、原告及び支援者の意見が一致し、
ここに「控訴しない」ことを決定しました。
アスベスト問題は、潜伏期が長く、子供たちの将来を考えて、今できる事を実行しなければなりません。
これからも皆様方とともに、この問題に取り組んで行きたいと思いますのでご協力をお願いいたします。
裁判の経験を、これからの飛散防止につなげるための報告会に、ぜひお集まりください。
原告代表 上田 進久
~アスベストを飛散させない制度を求めて~ 西宮こしき岩裁判報告集会
(1)裁判報告
①法的見地から(原告代理人 弁護士 室谷 悠子 ほか)
②解体アスベスト活動としての意義(中皮腫・じん肺アスベストセンター 事務局長 永倉 冬史)
③住民の立場から (原告代表 上田 進久)
(2)西宮市議へのアンケート集計結果報告
(3)質疑応答
(4)鼎談(室谷・永倉・上田)
開催日時:2019年6月23日(日)13:00~16:00
会 場:夙川公民館1階第2集会室(兵庫県西宮市羽衣町 1-39)
アクセス:阪急夙川駅より徒歩3分、JR さくら夙川駅より徒歩4分
参 加 費:無料
主 催:ストップ ザ アスベスト西宮(西宮こしき岩アスベスト裁判原告団)
お問合せ:原告代表 上田(メールアドレス
ueda@stopasbst.com)