活動の報告
2018年1月27(土)、28日(日)開催 第6回石綿問題総合対策研究会に参加しました
1月27日(土)と28日(日)の2日間、第6回石綿問題総合対策研究会に参加し、兵庫県における「アスベスト検診」についての検討と夙川学院短期大学
跡地の解体工事にともなうアスベスト飛散問題を訴える裁判について発表を行いました。
石綿問題総合対策研究会は、総合的石綿対策の理解、石綿の健康リスクの削減、震災時対策、その他の課題などについて、多方面にわたる専門家、実務
者、行政関係者、NPO等の研究・交流を図りことで、多様な石綿問題の解決に寄与していくことをめざした活動をされており、今回で6回目の開催にな
ります。
今回は、「アスベスト対策基本法」などの制定に向けた議論もあり、より一層現実的になってきたという印象を受けました。
その道の専門家の方々が発表されていますが、これらの内容が「絵に描いた餅」とならないように、行政の不作為の防止策など、住民の立場からの意見
が盛り込まれなければならず、私達が参加することに大きな意義があると再確認しました。
また、「アスベスト市民ネット」として、昨年9月に開催した夙川でのシンポジウムについても報告してきました。
構想が立派でも、これを実現させるためには多くの住民の声やエネルギーが不可欠であり、今後、住民の意識を高めて世論を盛り上げる為の活動が求め
られています。