活動の報告

2016年10月25日(火)午後1時15分開廷 第1回口頭弁論の傍聴にぜひご参加ください!


 先日、中皮腫による死亡者数が2015年度の1年間に1500人を超えた事が報道されました(毎日新聞10月8日夕刊)。
 中皮腫は、アスベストが原因で起こる極めて悪質な腫瘍ですが、いつ、どこでアスベストを吸ったのかが解っている人は、わずか
3割に過ぎません。では、そのアスベストの発生源はどこにあるのでしょうか。
 2006年に石綿の使用が全面禁止されて後は、建物の改修や解体現場が主な発生源であると言われています。
 我が国では、今までに1,000万tが輸入され8割が建物の建材に使用されており、今なお500万tが残存しているとされています。
従って、改修や解体現場からいかにしてアスベストを安全に除去するかが求められています。
 私たちはこの裁判により、事業主・業者や行政がこの問題を深刻に受け止めて、アスベストを飛散させないような防止策を実行するこ
とにより、健康被害で苦しむ人が一人でも少なくなる事を望むものです。
 私たち住民がアスベストに関心を持ち、常に注目しなければならない事は言うまでもありません。是非とも傍聴席を多くの人達で埋
めて、関心の高い事をアピールしたいと思います。お時間の許す方は、ぜひともご参加下さいますようお願いいたします。

   日時:2016年10月25日(火)13:15開廷
   場所:神戸地方裁判所101号法廷
      ※事前申し込みは不要です。開廷時間までに直接101号法廷までお越しください。

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